学校では教わらないお金との付き合い方
家庭で子どもに教える方法

自分で資産形成しなければならない時代、

家庭でお金との付き合い方をどう教えるべきか。

ロバートキヨサキ氏著の金持ち父さんシリーズの

「金持ち父さんの子供はみんな天才 親だからできるお金の教育」

がとても参考になったので、ポイントに絞ってご紹介します。

経営者になれ!という話ではなくて、

子どもの頃から上手なお金の使い方を身につけるための

ヒントがたくさん載っています。

お金の教育はいつから始める?

POINT

お金に興味を持ち始めたら

どの分野でも、好奇心があることほど学ぼうとするもの。

これはいくら?どうやって計算するの?

などお金に興味を持った時が、いいタイミング。

なかなか興味を持たないならば、人生ゲームやモノポリーなど、

ゲームを通してきっかけづくりをする手もあります。

お金に関する考え方

実践的な教育方法に入る前に、前提として

お金に対してどのような考え方を持つべきか、

から解説していきます。

この考え方を持って、教えることが重要になってきます。

POINT

お金は自分でコントロールできる

「お金」というのは一つの「考え方」

「お金は仕事の対価」ではなく、

「お金は生み出すことができる、望み通りになる」ものだと

認識させることが重要です。

POINT

自分のためにお金を稼ごうとする人は、
お金持ちにはなれない

仕事の対価としてお金を払ってもらえると期待するのではなく、

何人の人にサービスできるか、役に立てるか

に視点を向けることで、広い視野でビジネスを考えることができます。

仕事とは
POINT

仕事を探すのではなく、
ビジネスを探す

仕事の目的をお金を稼ぐことにしないこと。

仕事は自分がやりたいビジネスをするための手段、あるいはその過程

と考えること。

お金ありきの仕事ではなく、ビジネスありきの仕事と考えることが、

お金に縛られない生き方につながります。

投資とは
POINT

お金でお金を生む

ビジネスで資産を生む

ただお金を稼ぐだけではなく、

重要なのは稼いだお金でお金を生み出すこと。

好きなビジネスをするには、

生活に必要な資産が確保できていなければ難しい。

そのためには、稼いで貯金をするよりも、

稼いだお金を投資やビジネスに回すなりして、

効率的に増やす必要があります。

日常生活の中で教える方法

日常生活でのお金との関わり方

まずは日常生活でお金に関わる場面で接し方を工夫することで、

お金に対する考え方を身に付けさせていきます。

ポイントは3つあります。

POINT

テストでいい点取れたらお小遣いではなく、
欲しいものを購入するために稼ぐ

テストで結果を出すなど条件を満たせば、お小遣いはもらえるもの、

と思わせてしまうと、

「お金=労働の対価」の考え方が身についてしまいます。

お金はものを教える道具。

欲しいものを手に入れるために、やりたいことを実現するために、

いくら必要で、どうやってその資金を調達するか自分で考えさせます。

(例)お手伝い、使わなくなったおもちゃの販売(メルカリとかを利用させても)

作ったお菓子や飲み物の販売

※アメリカではよく子どもが庭先でレモネードを売ったり、

隣の家の芝刈りを手伝ったりしてお小遣いを稼いでいます。

POINT

物欲はすぐ満たさない

言われるがままに欲しがるものを買い与えたり、

物欲をすぐ満たしてしまうと、物の価値を理解することが難しくなります。

満たさないのではなく、先延ばしにする

(クリスマスや誕生日など特別な日に限定する等)ことで、

どうすれば手に入るか自分で考えるようになったり、

お金や物の価値を理解できるようになります。

また、これはお金の教育になるだけでなく

自制心や意志力を向上させ、感情面の知性を高めることにもつながります。

POINT

価値を一緒に考える

(例1)商品を見ながら、「なぜこれは安い?高い?」「なぜ値下げされている?」

と子どもに質問する。

(例2)店がどのように成り立っているか一緒に考える

土地を持っている人、経営者、従業員がいて、

チェーン店などでは従業員がいるのに商品を外注しているのはなぜ?など

物価や商品の流れ、商売の仕組みを考えさせることで、

「価値」を理解する勉強になります。

日常生活でお金を手に入れる方法を身につける

お金に対する考え方を身につけたら、

次にどうしたらお金を手に入れられるのか、自分で考えられるように教えます。

<教え方のステップ>

  1. 個人として果たすべき責任
  2. 家族や社会のために果たすべき責任
  3. お手伝いのルールを決める
  4. どうしたら稼げるか考えさせる

1.個人として果たすべき責任

責任といっても、日常生活で必要なこと、簡単なことでOK。

(例)歯磨き、着替え、布団あげ、食器を流しにさげる等

自分が生きていくために最低限果たすべき責任を

実践させ、理解させる。

(=貢献することを学ばせる)

2.家族や社会のために果たすべき責任

個人よりも大きな環境のためになること。

(例)兄弟の着替えを手伝う、夕食の準備を手伝う、ゴミを分別する等

社会で生きていくために果たすべき責任を

実践させ、理解させる。

(=貢献することを学ばせる)

3.お手伝いのルールを決める

どのお手伝いをしたら、いくらのお小遣い

誰がいつどのお手伝いをするか等

子どもと一緒にルールを決める。

※親が勝手に決めてしまうのではなく、

子どもと一緒に考えて決めることが大事です。

(=どうしたらお金が発生するか学ばせる)

金銭的な見返りよりも貢献することが大事

なので、お小遣いは発生しないがやるべきことと、

お小遣いが発生することの線引きを一緒に考える必要があります。

4.どうしたら稼げるか考えさせる

目標・スケジュールを決めて、

どうしたら手に入れられるかを自分で考えさせる。

手持ちのお金は足りないが、どうしても購入したい場合、

お金を貸すのもあり。

その場合は利子や期限を決めてあげます。

(=目標達成のためにお金を手に入れる方法を学ばせる)

【最後に】自立に向けて

お金に対する基本的な考え方が身についたら、

最終的には自立に向けて、自分でお金を運用できるようにする必要があります。

※前段より少し難しい話なので、以下は子どもに適した時期をみて教えた方が良さそうです

POINT

お金に関する言葉を自分のものにする

自分でお金をコントロールできるようになるには、

お金の流れを把握する必要があります。

そのためには、金融知識もある程度身につける必要があります。

<教え方のステップ>

  1. 収入と支出・資産と負債でわける
  2. キャッシュフローをつくる

1.収入と支出・資産と負債でわける

まずは自分の収入と支出、資産と負債で一覧をつくります。

※最初はアプリなどを利用するより、

自分で一覧を作成させた方が理解が早いのでおすすめ

2.キャッシュフローをつくる

次に自分がどのようにお金を手に入れて、使っているか

流れを把握するためにキャッシュフローをつくります。

一般的な会計知識も身に付くので、簿記3級のテキストを参考にするのもおすすめです。

POINT

お金を管理する

手に入れたお金をどのように管理するか、考えさせます。

資産形成を学ぶためにも、ただ貯金をさせるのではなく、

投資につなげることでお金を増やす方法を学びます。

<教え方のステップ>

  1. 貯金を3つにわける(寄付・貯金・投資)
  2. 証券口座をひらき、投資する

1.貯金を3つにわける

見返りを求めない貢献の精神を学ぶために「寄付」

リスク回避のための「貯金」

お金を増やすための「投資」

に資産をわけさせます。

2.証券口座をひらき、投資する

株でも不動産でも興味のある方でOK。

実践しながらお金の運用方法を学びます。

必ずいつどれくらいのリターンがあるか予測させた上で購入させること。

事前にきちんと情報収集させ、計画的に資産運用できるようにします。

不動産の場合は、売らずに持ち続けても利益を得られるかが大事。

頭金がいついくら戻ってくるか予測し、次の投資につなげます。

株の場合は、興味や親しみのある企業から始めるのととっつきやすいです。

※余談ですが、ジュニアNISAを活用すれば、5年間は非課税になるのでおすすめです。

(対象年齢は0歳〜19歳)

POINT

クレジットカードを使う

クレジットカードを使うことで、資産と負債のバランスの取り方を学びます。

18歳からでないと作れないので、それ以前は親が支払うところを見せて学ばせてもOK。

いきなり会計用語や金融知識を求められてもとっつきにくいものですが、

お金に対する考え方や、社会におけるお金の流れなどを理解していると、

興味も湧きやすいもの。

日常生活でちょっと工夫すればできることもたくさんあるので、

子どもの将来のために、ぜひやってみてはいかがでしょうか。

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